その27

議会改革

(2005年7月19日)


 いよいよ「議会改革」です。

かつては…

 15年ぐらい前までは、日本共産党議員団は、議長選挙の前に、「議会の民主的運営」について、その年ごとに各会派に申し入れていました。

 一致したところとは共同で議長を選出しようという呼びかけです。

 当時は5会派でしたが、呼びかけにこたえるところもなく、議長選挙では日本共産党が対立候補をだしていました。

 ところが、13年前に議会解散となり、新生議会で菅村哲仁さんが、初当選で議長となり、議会改革検討委員会をつくって、ずいぶん議会改革がすすみました。

 その後は、毎年、議会改革のテーマを決めて検討しているようです。
 

 新しい議会になって
 

 さて、議会役員を選ぶ役選議会が終わった7月19日、日本共産党議員団として、新しく選出された議長に「議会改革」についての申し入れにいきました。

 それまでに市議団で、申し入れの項目を検討して決めていました。

 申し入れは「議会改革」では、
 @議員の報酬月額を削減すること、
 A議員が審議会委員等を勤めた場合、無報酬とすること、
 B政務調査費の使途について、会計帳簿および領収書を公開すること、
 C議会党内では喫煙室以外は禁煙にすることの四点です。
 4番目は義村議員の発案です。

 それとは別に、「行政視察に関する申し入れ」として、
 @視察の効果が期待できると判断される場合に2泊3日以内で実施すること、
 A「夕食も公務」と位置づけている包括的議決を廃止すること、
 B交通費および宿泊費は低廉に努め、それぞれ現行額を上限とし、実際に支払った額とすることなどです。

  「包括的議決」は以前に書いたとおりです。
 

 議長室で
 
 申し入れには、団長の田村議員と幹事長の高橋議員、副幹事長の私が出かけました。

 申し入れに行く前に、議会事務局が内容をみて「視察なんかは難しいなあ」といっていました。

 田村団長が「各会派のみなさんに議論をしてもらわないと。新しい議員も多いし」と反論。私も「新人研修のときに、議論しましょうとゆうてたでしょう」と話しながら議長室に行きました。

 久々の議長室です。
 まえに菅村さんが議長だったときに何回か行ったところです。
 
 まっさきに目に入ったのが「日の丸」です。――前には無かった気がしますが…。
 議長と副議長が応対してくれました。

 田村議員が一通り説明をしました。

 谷川議長は「趣旨はわかりました。毎年、議長が発議して各会派で検討項目を決めてもらうことになる」と受け取りました。

 また議長が「領収書の公開は、いま自主的ですが、制度としてということですか」と聞いたので、「全員を義務付けるということです」と田村議員が述べました。

 視察については正副委員長会議で検討するようです。

 この日の午後に、菅村さんが旅費の差額を尼崎市に寄付しました。
 
 (つづく)

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2006年3月6日 更新
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