その23

繰り上げ当選 その2

2005年9月6日)

新野議員の死去で、丸尾孝一さんが繰り上げ当選になりました。

96日の議会運営委員会では、それに伴ういろんな変更・確認の手続きが始まりました。

名札の位置

まず、出されたのが「名札」です。

議員が登庁すると、議会の入り口にある「名札」のスイッチを入れます。そうすると電灯がついて、登庁したことがわかります。
 退庁したときは、逆に消すと、議会内にいないことになります。「登退庁表示板」というらしいです。

913日から議会が始まりますが、そのとき「これをどうするか」の問題です。新野議員と、丸尾さんを入れ替えなければなりませんが、最初から入れ替えてしまうと、新野議員はもとからいなかったようになってしまいます。

弔意をしめすために、9月議会中は、新野議員の場所は「白札」にして空けておくようです。
 これまで、何人か現職議員で死亡されたことがありますが、そのときは「白札」にするだけでよかったのですが、今度の場合は、丸尾さんの分を新たに入れなければなりません。

「名札」は50音順にならべてあり、最後に議長、副議長の名札になっています。暫定的に丸尾さんのは一番最後に置かれていたのですが、それを50音順の場所にいれると、一番最後の人――義村玉朱議員ですが、これがはみ出してしまいます。
 結局、9月議会中は、議長と義村議員の名札が並んでしまうことになりました。

各会派とも、とくに意見がなかったので了承されました。

義村議員には了解してもらっているようです。

この日の議運はこれで終わりです。


 委員会の割り振り変え

次に議会運営委員会が開かれたのは、99日です。

議運の前に会派代表者会議が開かれるので傍聴に行きました。

最初の議題は、新野議員死去と繰上げ当選による「委員の補充と構成について」です。

新野議員は、経済環境企業委員で副委員長、鉄道施設整備特別委員、環境審議会委員をしていたので、それが欠員になっています。
 委員の割り振りは、議運でなく会派代表者会議の議題なので、この会議が開かれたようです。

谷川議長から、市民グリーンクラブに事前に確認したところ、経済環境企業委員は「欠員のままでいい」、鉄道施設の特別委員、環境審議会委員は「大勢にしたがう」との報告がありました。

議会全体の役員の割り振りは、役選議会でやっていますから、市民グリーンが経済環境企業に入って、別のところを明け渡すこともできたわけです。
 どうも、残る人の変更はしないようです。

議長から「丸尾孝一君を経済環境企業にという方法ありますが」と提案。
 若干の議論がありましたが、別のところに入ってもらうとなると全部やり直さなければなりませんので、高岡議員が「そんなんでけへん」といって落着しました。

次に、副委員長のポストです。

公明党が委員長、共産党が副委員長なので、「それ以外から」出すことになり、新政会が替わりの副委員長ということになりました。

次に、鉄道施設特別委員です。

各会派とも「市民グリーンの枠なので」と遠慮、新風もその立場でしたので、これはあっさり市民グリーンから出すことになりました。

環境審議会委員も市民グリーンになりました。

各々の氏名は12日中に提出し、経済環境企業委員と副委員長は、第1日目の本会議で選任し、特別委員は、本会議後に議員総会を開いて選任することになりました。

たしかに委員の交替はしなければなりませんが、いっぺんに決めるのではなく、ひとつひとつ協議して決めていくようです。
 民主的というか、丁寧というか、なかなか大変な作業です。この大変な作業が、まだまだ続きます。

「先例による」

会派代表者会議が終わって、すぐに議会運営委員会です。
 今度は私も席に着きました。

最初の議題は、「弔意発言等について」です。

議会は、これまで何かあったその時々に「どうするのか」を協議して決めてきましたが、それが「先例」として記録に残っています。尼崎の議会では、その「先例による」というのが、ひとつのルールになってます。

ところが、今回は、その「先例」を変える提案がされたんです。

 

(つづく)

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2006年2月9日 更新
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