その22

繰り上げ当選

2005829日)


829日、市民グリーンクラブの新野議員が死去されたとの報が届きました。

6月の市議選で、私と一緒に初当選したばかりです。私は、新野さんとは話をした記憶がありません。それほど短い間でしたが、あまりの急逝にビックリしました。

しかも翌日の30日は衆院選の公示日。どうにもなりません。とにかく高橋幹事長に市議団を代表して行ってもらうことにしました。

 急きょ、選挙会

公職選挙法では、当選後、3ヶ月以内に死亡などで議席に欠員ができたときは、次点者の中から繰り上げ当選をすることになっています。「いったい誰かいな」と市議選の得票順位を見てみると、次点は丸尾孝一さんです。

ところが、その3ヶ月の期限というのは、95日だとか。もう目の前です。それまでに選挙会が開かれないと、正式に欠員の補充ができないので、当選の権利があるのに当選しないという問題がおこります。

急きょ、選挙会が開かれたのでしょう、衆院選挙中でしたから92日に自宅にファックスで「丸尾孝一氏が当選人と決定されました」との文書が届きました。

 831日は、9月議会の議案の説明があるというので、議会に行くと、入り口で騰(あぐる)議員に会いました。あぐるさんは、前の議会で丸尾孝一さんと一緒に清風会という会派を作っていた人です。いまは若手の人と新風という会派をつくっています。聞くと「丸尾さんには声をかけている」とのこと。この時点では、どこの会派に入るかわかりません。

 いろいろ手続きが…

 96日には、9月議会にむけての議会運営委員会がありました。繰上げ当選によっていろんなことを変更しなければなりませんが、「そんなに難しくないだろう」と思っていました。ところが、いろいろとややこしい問題が次々出てきました。

そういえば、これまでにも現職の市議で亡くなられた方は何人かいますが、繰上げ当選というのは、私もはじめての経験です。

 96日の議運

 96日の議会運営委員会は、13日から9月議会が始まるので、1週間前の招集をきめる議運です。

 最初に、92日に選挙会が開かれ、丸尾孝一さんが当選したことの報告があり、95日に新風の新しい会派届が出されたことが報告されました。

 新しい会派・交渉団体の名簿が資料につけられています。それを見ると、どうやら丸尾さんは新風に入ったようです。

 これまで、新風と市民グリーンクラブは、どちらも6人で同数でした。こんどは新風7人、市民グリーンクラブ5人となります。

  同人数の場合は、クジなどで会派の順番を決め、毎年交代することになっています。今年は市民グリーンが第4会派、新風が第5会派でしたから、順番が入れ替わりました。

 高岡議員が、新風の長崎議員に「7人の会派は重いぞ」と言っていました。

  ◇   ◇

議題は第2回定例会について。まず日程を確認し、請願陳情の取り扱いの協議、市長提出予定の議案と市長報告などの説明がつづきます。

次に、決算特別委員会の設置と委員の選任。決算特別委員は議員の任期である4年のうちに1年づつやることになっています。また特別委員会ですから、議会のたびに設置を決めて、委員を確認します。

本会議の議事運営、一般質問の日程、各会派の質問持ち時間を確認。

最後にだされたのが、名札の問題です。

(つづく)

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2006年1月12日 更新
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