信仰のページ

アナログ・オーディオ(アンプ)回路学習のための信仰ガイド

目次

オーム三法教

御球(御霊)礼拝教

マニュアル原理主義

大地(アース)教

(初心者ノートへ)


■はじめに;

電気など無縁のまったくの文系初心者が、この世界(回路)のことを学ぼうとしてもなかなか難しいところがあります。 初心を維持し続けるには、修行の指針となり、また、不安に陥ったときの拠り所となる信仰が必要と思えます。

そういった体験から、ここでは幾つかの修行の入り口である信仰と教義の概略をガイドとしてあげておくこととします。

私はこのように聞いた、that・・・

以下、( )内の数字は脚注番号。

■オーム三法教

オームは、a・u・mの聖なる三音から成るとされ、
それぞれ生成・維持・終滅をあらわし、世界が生成して滅するまでを表す聖なる音として尊ばれ、仏典では音(オン)(1)と漢訳され、英訳はohmであり、聖なる紋章Ωで示される。

教義を伝える経典のサンスクリット(梵語)原典が「オーム、三法に礼して奉る」(2)という句から始まるところから教えの名称の由来となっているが、伝わっている漢訳経典にこの句はない。

教義概説:

世界はこの聖なる音=オームによって示され、その法則によって成り立っているとし、曼荼羅(3)を前に聖なるオームの法を誦えることにより回路修行の完成の境地に至ると説く。

下に、教えを凝縮したかたちで示す代表的な経典として知られる小本(4)「回路波羅蜜多心経」をあげておく。 なお、これは漢訳教典(高麗本)を元に梵字のままの個所をチベット本(西蔵本)の英訳で補ったものである。

オーム三法教 回路波羅蜜多心経

管自在菩薩 行深回路波羅蜜多時
照見五蘊皆色 度一切苦厄
舎利子 入不異出 出不異入
E即是I・R I即是E/R R即是E/I
三定数亦復如是
μ即是gm・rp gm即是μ/rp rp即是μ/gm
舎利子 是諸法色相
不生不滅 不垢不浄
不増不減 是故球中空
故知回路波羅蜜多 是大神咒
是大明咒 是無上咒 是無等等咒
能除一切苦 真実不虚故
説回路波羅蜜多咒
即説咒曰
E即是I・R I即是E/R R即是E/I
掲帝 掲帝 般羅掲帝 般羅僧掲帝 菩提僧莎訶
回路波羅蜜多心経


(読み)
かんじざいぼさつ。 ぎょうじんかいろはらみつたじ。
しょうけんごおんかいしき。 どいっさいくやく。
しゃりし。 にゅうふいしゅつ。 しゅつふいにゅう。
EそくぜI・R。 IそくぜE/R。 RそくぜE/I。
さんじょうすうやくぶにょぜ。
μそくぜgm・rp。 gmそくぜμ/rp。 rpそくぜμ/gm。
しゃりし。 ぜしょほうしきそう。
ふしょうふめつ。 ふくふじょう。
ふぞうふぜん。 ぜこきゅうちゅうくう。
こちかいろはらみつた。 ぜだいじんしゅ。
ぜだいみょうしゅ。 ぜむじょうしゅ。 ぜむとうどうしゅ。
のうじょいっさいく。 しんじつふここ。
せつかいろはらみつたしゅ。
そくせつしゅわつ。
EそくぜI・R。 IそくぜE/R。 RそくぜE/I。
ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか。
かいろはらみつたしんぎょう。

現代語訳
回路修行の完成の教え

(オーム、三法に礼して奉る)
管球を扱うこと自在な修行者である菩薩(5)が回路修行の完成(6)を深く行じていた時、
回路の五つの構成要素(7)は全て物質(8)としての実体であると看破し、回路に纏わる一切の苦悩を度し賜うた。
舎利子(9)よ、
流れ入るものは流れ出るものと異ならず、流れ出るものは流れ入るものと異ならない(10)。
Eは即ちこれI・Rであり、I即ちE/R、R即ちE/Iである(11)。
三定数(12)もまたかくの如し。
μ即ちこれgm・rp、gm即ちμ/rp、rp即ちμ/gmである。
舎利子よ、
これが諸々の法則の物質としての実体であり、原因なく生滅、変化することはなく、
増減することもない。 これ故に(変化が生ずる)球の中は真に空なのである。
故に知るべし、回路修行の完成の教えは、これ大いなる神秘の真言(13)、
覚りの真言、最上の真言、比類なき真言なり。
回路に纏わる一切の苦難を除くことができ、偽りがないが故に真実である。
ここに菩薩は回路修行の完成の教えの真言を説かれ、
次のように説かれて曰く、
E=I・R I=E/R R=E/I
ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか。
これが回路修行の完成の教えである。

(1)オンの本来の文字は漢字コードの制約から表示に不具合が生ずるため仮として「音」の文字を充てた。
(2)「三法」は一般的には「三宝」=仏・法・僧であるが、オームの「三法」とは後述の三つの法則のことである。
(3)「曼荼羅」は回路世界を表した図。
(4)「回路波羅蜜多心経」には大本と、一部が省略された小本の二つが伝わっているが、上にあげたものは小本を更に略したものである。
(5)「菩薩」とは完成に近い修行者のことで、「管自在菩薩」は「管音菩薩」の別名で、「管球菩薩」とも称される。
 (半導体の石の場合は「金剛石菩薩」に化身するとされ、その場合は「金剛石回路波羅蜜多心経」となる。)
(6)「波羅蜜多」はパーラミタ(ー)に漢字を充てたもので、彼岸に達する、即ち修行の完成のことで、音のままパラメータとすることもある。
(7)「五蘊」(ごうん)、五つの回路構成要素、すなわち素子、抵抗、コンデンサ、コイル、配線とされる。
(8)「色」は、形のあるもの=物質のことで、これに対するものが「空」である。
(9)「舎利子」(しゃりし)仏弟子の名、シャーリプトラのこと。
(10)「入不異出」、流入電流と流出電流の総和は等しいという現在のキルヒフォッフの電流法則にあたる。
(11)「E即是IR、・・・」は、前出のオームの三法を受け、その内容となる。
(12)「三定数」、いわゆる真空管三定数のことで、μ(みゅー)、rp、gmのこと。
(13)「咒」(しゅ)、霊力を持つ秘密の言葉、真言、呪文(じゅもん)のこと。咒は訳さずにそのまま誦える。

管自在菩薩(=管音菩薩、管球菩薩)が、金剛石菩薩に化身して半導体石の回路修行の完成の教えを説くと伝えられる
金剛石菩薩が説く「回路波羅蜜多心経」はこちら

■御球(御霊)礼拝教

御球(1)に降臨する御霊(みたま)を礼拝するところから御霊礼拝教とも呼ばれる。 また、教義が角周波数へ展開されることからΩ(オメガ)真理教(2)とも呼ばれる。

信仰の対象が御球に降臨する御霊であることからわかるように、この信仰は云ふまでもなく神道であるが、しかしここで注意すべきは、石の信仰との違ひです。 石のやうな自然の産物に精霊が宿るとした、いはゆるアニミズムが古代神道で在るのに対して、ここで取り上げている御霊礼拝教(Ω真理教)は御霊の信仰ですから、シャーマニズムと云へます。(3)

教義概説;

御球の主である御霊は渡来の降臨系の神々であることから、御座となる祭壇を設えて御球を据え(4)、結界を結び(5)霊的なエネルギーを注ぎいれる儀式(6)をもって御霊の降臨を迎える。 御霊が降臨すると御球に柔らかな光が満ち、至福の神楽が奏でられると伝えられる。

(1)「御球」とは、真空管のことである。
(2)Ω真理教の名称からいわゆる「オーム」と混同された歴史があるが、それとはまったく異なる神道である。
(3)この部分の解説は御霊礼拝教の教祖である勝原(焼香)師による。
(4)「御座となる祭壇」は、回路と筐体(シャーシ)を含む球アンプ全般を言うが、狭義には御霊礼拝教に則った超三MX、CSPP様式のアンプを指す。
(5)「結界」にはアンプそのものと、それに繋がる外部機器及び外部配線を含む。
(6)「儀式」は、一般信者としては御霊に対する礼拝と御座、結界の結び方、並びに降臨を招く儀式を指す。 この降臨の儀式を簡略化したかたちが「火入れ式」として一般にも伝わっている。 なお、Ω真理教と呼ばれる所以となる角周波へ展開される教義については、神道の常として所定の修行を収めていることが前提となるためここでは触れない。

■マニュアル(マニアル)原理主義

マニュアルすなわち、教えを伝える聖典を信奉し、それを全てにおける原理原則とするところからマニュアル原理主義(1)と呼ばれる。

教義概説:

この世界(2)のことは根本となる教典にすべて示されているとし、聖なる教典であるマニュアルの教えを忠実に学び信奉することにより信仰を深め、教典が伝える福音を世に伝え、球の御国(3)の到来を迎えることを願う。

日に三度、東方に向かってマニュアルを拝読するという信仰の実践が義務とされ、常にマニュアルを返りみる生活から、「マニュアルでは・・・」、「マニュアルによれば・・・」という言葉が頻繁に発せられることが信者の証と謂われる。

教えを伝える聖典であるマニュアルには、伝える福音によって幾つかの種類があるが(4)、その一つである「情熱」の福音を伝える書(5)は「マニアル」と呼ばれることもある(6)。
マニアルはこちら

(1)同じ原理主義(Fundamentalism)とよばれる既存宗教の原理主義とは教義内容からしてまったく異なるものである。
(2)「この世界」とは「真空管アンプ」の世界のことである。
(3)「御国」とは、マニュアルの教えによって統治された管球の(理想の)王国を意味する。
(4)「情熱」の福音を伝える書以外に「魅惑」の福音を伝える書などがある。
(5)「情熱」の福音の書とは「情熱の真空管アンプ」のことである。
(6)娑異婆世界(今でいうサイバーネットの世界)にチャリティ(慈善の愛)から公開されている唯一体系だった真空管アンプ製作の基本教典として真に存在するマニュアルであることから「真に在る」=マニアルと呼ばれることがある。 このマニアルとは”ぺるけさん”の「私の真空管アンプ設計マニュアル」のことであり、上の「情熱の真空管アンプ」の書はこれをベースに写真などを加えてわかりやすい入門書として発行されたものである。

■大地(アース)教

大地とはグランドであり、すなわち地球=アースを信仰の対象とするものであり、古代中国の春秋戦国時代における陰陽家の陰陽説に基づく道教(1)の流れをくむ。

教義概説:

森羅万象は陰と陽の二気(2)によるものとし、陰と陽の二気が調和してはじめて自然界の秩序が保たれるとし、その陰陽を別つところの大地(3)を整え、陰陽の二気の流れの調和をはかることにより永遠の安定が得られると伝える。

すなわち、「陰陽のニ気」とは、陰陽の気のエネルギーもしくは、エネルギーの流れを言い(4)、大地を基準として陰陽と気のエネルギーレベルが定まり(5)、 気のエネルギーの流れは大地を流れ戻る(6)ことから、大地を整え気の流れを整えることの重要性を説くものである(7)。

1)「道教」は、古代中国の老子、荘子に代表される道家の思想に不老長寿を目指す神仙思想や上述の陰陽説や五行説などに民間信仰が加わったものであり、古くから我が国に伝わり古墳や古の都が道教の影響を受けて造営されたことが知られている。
(2)「陰陽の二気」とは陰と陽の気のことであり、陰もしくは陽が定まった直気と、陰陽が入れ替わる交気がある。
(3)「大地」は陰陽いずれでもない中間であり後述の気位が零である。 また、基板ではグランド部分、アンプでは金属製の筐体(シャーシ)のことでもあり、筐体やシールド線の編線を大地と繋ぐことは外来の雑気の進入を防ぐ遮蔽(シールド)にもなる。 漏れた気を文字通り地中(地球=アース)に逃す安全のためのアースもあるが教義では省略される。
(4)「気のエネルギー」とは、気は位置エネルギーであり、その大きさは気の高さ=気位で示され、流れる気の量は気位の高さの差に比例する。
(5)大地は気位が零であり、気位の高さの方向が正のものを陽といい、反対方向のものを陰という。
(6)「流れ戻る」は文字通り行って戻るループのことで回路の本質を指し、狭義には気の戻り道としての「リターン回路を作るアース」をいう。
(7)大地(アース)教の教義はアンプ世界の森羅万象における大地(グランドまたはアース)の重要性を説くものであり、具体的な実装方法等については触れないため、球アンプについては上述のマニュアルのアースの項を参照することをお薦めする。
[図1]左は、気位があっても繋がっていなければ気は流れない。 気を制御して流すには、図右のように、気の流れを制限するもの、もしくは気を用いて動作させるものを行きと帰りの線で結ぶ。 すなわち、気を流すには往路と復路の二本の線が必要ということである。
[図2]気位を大地で定めた例を幾つかあげているが、各図の黒で示した線をまとめて大地と呼ぶが、例えば、(a)の乙の線は気が流れて戻る線であるが、乙と大地と結ぶ線は気が流れない線である。
なお、図中の気の流出源を示す絵が電池のように見えるかもしれないが、それは気のせいです。

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