東アジア経済についての考察



定義

1)HPAEs (High-Performing Asia Economies)
 高いパフォーマンスを示している東アジア経済
 日本・4匹の虎・NIEsの8カ国

2)4匹の虎
 香港・韓国・シンガポール・台湾

3)NIEs (Newly Industrializing Economies)
 インドネシア・マレーシア・タイ

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公共政策と経済成長

1)コンテストの創造
 ・協調的な行動は共謀となる
 ・協調は競争を阻害する
 ・業界と政府の協調は腐敗につながる

 ⇒輸出コンテストによって経済成長が促進された。

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HPAEs各国の政策と98年の状況

1)韓国
 輸出および工業化の促進
 機能的インセンティブと自由化
 金融の自由化(90年から)
 国内消費の落ち込みから景気後退
 雇用情勢は98年に一段と悪化
 経済収支赤字額は大幅に改善

2)台湾
 輸出振興策の展開
 内需を中心に景気は堅調に拡大
 消費者物価上昇は低い伸び
 経済収支黒字は縮小
 貿易黒字は縮小
 直接投資受け入れ過去最大
 ASEANへの支援に積極的(南向政策)

3)マレーシア
 資源依存型輸出から製品輸出へのシフト
 緊縮政策へ転換
 国際収支は大幅な赤字
 輸出・輸入ともに伸び悩む

4)インドネシア
保護主義から開放政策

5)タイ
 資源依存型輸出から製造業へのシフト
 経済収支赤字は大きく改善
 10年ぶりに財政赤字
 直接投資の受け入れは減少傾向が続く

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技術ライセンス

 東アジアにおいては、流入する直接投資の大半は国内市場の販売のための手段としてより輸出製品の生産を意図している。
 労働集約型の工業化を行っている国では、教育のあるエンジニアが多数いなくとも顧客からの情報の取得・吸収が容易である。
 50・60年代において日本は技術ライセンスから大きな利益を得た。回避できた国内での研究費用と比較して、相対的に低いコストでライセンスが取得できた。

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海外技術の吸収

 香港とシンガポールを除くHPAEsは国際貿易を完全に開放していない。しかし、すべてのHPAEsは海外からの技術導入に対して開放的であった。

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出典

「東アジアの奇跡(経済成長と政府の役割)」 世界銀行著 白鳥正喜監修 東洋経済新報社
「世界開発報告1997(開発における国家の役割)」 世界銀行著 東洋経済新報社
「アジア経済1998」 経済企画庁調査局編

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by Yuji Taguchi