ウィンカーリレーの修理

 

ウィンカーリレーが壊れてしまいましたので修理しました。

ウィンカーリレーが壊れる原因を考えると

● 中のタイマー関係の電子回路不良
● リレーコイル切れ
● リレー接点不良

さて今回はどれにあたるのか、はたまた直るのでしょうか?




リレーを振るとカチャカチャ音がしたので開けてみると何やら金属片が出て来ました。

ウィンカーリレーは本体に黒いふたをかぶせているだけなので簡単に外れました。

さてこの金属片いったい何なんでしょうか?

調べてみましょう。

リレーの接点を外すべくスプリングを外します。
スプリングは小さいのでなくさないように注意します。
またボヨヨ〜ンとどこかに飛んで行ってしまう事も。

見つけました、ここに溶着してあるはずの接点がありません。

それでは修理します。

接点と接点が取り付くところに予備ハンダをしておきます。

接点をピンセットでつかみながらハンダゴテで熱してくっつけます。

出来上がりです。

これで直っているはず。

ついでに基板上の電解コンデンサも新品に交換しました。

この電解コンデンサはフリッカする時間を決めるもので、中に電解液という液体が染み込んだ紙が入っていて蒸発したりで部品としては劣化しやすい方です。

とはいえ今の所問題は何も無いので交換する必要は無かったのですが、せっかくリレーを開けたのでついでにと。

これがノーマルの電解コンデンサ。
ヨーロッパのメーカー製です。

これが入れ替えた電解コンデンサ。
日本製でちょっと形状が違います。

というわけで無事動きました。

部品としてウィンカーリレーを買うとちょっと高いと思いますので、直せる物は直したいものです。

壊れたらダメモトで分解してみるのも面白いです。


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