ノーマルコードで見た目も重視した作り方

 

今回は見た目も重視した物を作ります。

ドナーは私が仕事で使っている日産アヴェニール1.6リッター4WDキャブ仕様(MT)です。


これがノーマルコード。

これを加工します。


まずはプラグコードのデスビ側のゴムキャップを外します。

これは後で入れる網線が入りやすいようにです。

ゴムキャップはコードに接着されている物が多いので、接着を外します。

外し方はマイナスドライバー等を使って、キャップとコードの間に差し込み接着剤を剥がしていきます。


 

剥がれたら、コードからキャップを慎重に外します。


コードに被せる網線を用意します。

これはアンテナ線用の同軸ケーブル5D-FBをばらした物です。

網線はこの他電材屋やカーショップでアース用に売っている物とかギター用のシールド線なんかをばらした物でもいけると思います。

被せる長さを決め、鉛筆やボールペンを刺してコードが通る穴を開けます。


網線をコードに被せました。


あとは熱収縮チューブを網線が隠れるように被せ、熱で収縮させます。

今回は赤い収縮チューブをメインに被せ、その両端に黒い収縮チューブを被せ見た目を綺麗にしました。

チューブはいずれもφ12です。

色付き収縮チューブは手に入れにくいかも知れませんが、私は共立電子産業(シリコンハウス店頭で)で購入しました。


外に出ている網線はアースをとるポイントにきちんと届いて、綺麗に収まる長さを決め、先端に圧着端子をかしめます。

(使った圧着端子サイズは2-6)


これで完成。

あとは取り付けるだけ。


元通り配線して、端子をしっかりアースします。

どうですか?見た目も某ノ○ジー ○ットワイヤーっぽいでしょう(笑)


ちゃんとそれっぽく名前も入れるとお洒落です。

「ノ○ジー」ならぬ「ノジロー」なんてね(笑)

さて今回のアヴェニールでの結果ですが、トルクアップが体感できました。
もともと1600ccのキャブ車なので走りはイマイチだったのですが、結構改善されました。

営業車なので社員みんなが使う訳なんですが、この作業の事はだまっていました、でも同僚から「何かした?」と聞かれました。
聞いてみると「2、3速の加速トルクが全然違う!」「思わずホイルスピンさせちゃった」とかなんとか言ってました。

1000円チューニング恐るべしです。


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