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・介護保険申請1ヶ月 府内は3万9369件 1、2次判定20%異なる
平成11年12月2日 読売新聞より
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来年4月導入の介護保険制度に向け、府内市町村で10月1日からほぼ一斉に行われている要介護認定の申請や認定結果の状況などを、府がまとめた。申請件数は1ヶ月で3万9369件。総数の見込みの22.1%だった。
大阪市を除く申請件数は2万8082件。このうち認定調査が行われたのは1万6486件、審査会で審査されたのは5797件。認定結果が通知されたのは2150件余りと、受付数の7.7%にとどまった。
認定結果が出たもののうち、要介護度別の件数は
▼「自立」 62件( 2.9%)
▼「要支援」 223件(10.3%)
▼「要介護1」 454件(21.0%)
▼「要介護2」 386件(17.9%)
▼「要介護3」 342件(15.9%)
▼「要介護4」 374件(17.3%)
▼「要介護5」 314件(14.6%)
コンピューターによる一次判定より審査会での二次判定で要介護度が高くなったのは392件(18.2%)、低くなったのは50件(2.3%)だった。
大阪市は申請件数が1万1287件。認定調査は6356件、審査会で審査されたのは2174件だった。
府高齢介護室は「一次と二次の判定が異なるケースは全国平均と同じ傾向で、おおむね順調。市町村の中には、認定結果を今後の手順などの案内と一緒に通知しようとして遅れているところがあり、結果が出ればなるべく早く知らせるよう指導している」と言う。
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