京都府170全施設 「介助犬」同伴OK
都道府県で初容認

平成11年3月28日読売新聞より

 京都府は4月から、病院や図書館など約170ヶ所すべての府施設で、身体障害者に「介助犬」の同伴を認める。目の不自由な人のための盲導犬に対し、介助犬は法的にも社会的にも認知が遅れており、都道府県では初めて。

 介助犬は車いすなどの障害者に代わり、エレベーターのボタンを押したり物をくわえて運んだりする。
 府によると、全国で9頭を「介助犬をそだてる会」(事務局・京都市)などが訓練して障害者に貸与し、うち5頭が同府内のため、同会が昨年9月、府に公共施設への同伴を認めるよう要望していた。
 介助犬の使用者に登録カードを交付、施設を利用するときに提示して許可を得る仕組み。


新着情報へ戻ります